テレアポ代行業者に依頼したいけど、予算を確保できていないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
実はテレアポ代行業者には、格安で依頼できるものも多くあります。
ただし、格安な業者は選び方には注意が必要です。
この記事では、格安で利用できるおすすめのテレアポ代行企業と選び方について解説します。
予算の兼ね合いで依頼できず困っている方は、ぜひ参考にしてください。
格安のテレアポ代行の料金体系と選び方
テレアポ代行の主な料金体系は以下の3種類です。
- 固定料金制
- コール課金制
- 成果報酬制
それぞれの内容とおすすめの業務について解説します。
固定料金制
固定料金制とは、以下のように毎月決まった金額を固定で支払う料金体系です。
月額固定料金 | 毎月決まった料金を支払う |
1Q固定料金 | 3ヶ月間決まった料金を支払う |
固定の料金という点は共通ですが、契約期間の長さはサービスによって異なります。
また、固定料金制では専任のオペレーターが担当することが多いです。
固定料金制は以下のような業務に適しています。
- 一定期間コンスタントに架電する必要がある
- アポ獲得数に上限がない、または上限が大きい
- アポイント獲得の難易度が高くない
架電がない時間を作ってしまう業務は、固定報酬制とは相性が悪いため注意しましょう。
コール課金制
コール課金制とは、以下のように行動量によって支払う金額が変動する料金体系です。
コール課金制 | 1コール◯円のように、コール数によって金額が変動する |
リスト課金制 | 1リスト◯円のように、消化したリスト数によって金額が変動する |
サービスによって、10コールだと少し安くなるボリュームディスカウントが用意されていることもあります。
指定されたコール数によってオペレーターが専任か兼任か分かれることが多いです。
コール課金制は以下のような業務に適しています。
- 架電するタイミングが限定的(平日10〜12時、月初の1週間など)
- 架電リストの数が少ない
- アポイント獲得の難易度が高くない
上限なくコールできるような業務では、想定よりもコストが高くなるため注意しましょう。
成果報酬制
成果報酬制とは、以下のように決められた成果に対して金額が発生する料金体系です。
- アポ獲得
- 決裁者とのアポ獲得
成果はクライアントとの合意によって決定します。
成果をあげる難易度によって報酬は変動するため、コストパフォーマンスが最大化するポイントの見極めが重要です。
たとえば、決裁者とのアポ獲得は報酬金額も高くなるでしょう。
成果報酬制は以下のような業務に適しています。
- 架電リストの数が少ない
- アポイントの獲得難易度が高い
アポ獲得だけを成果とした場合、質の悪いアポが増えてしまう可能性があるため、代行業者のコントロールが課題です。
格安のテレアポ代行に向いているシーン
格安のテレアポ代行に向いているシーンは以下の通りです。
- BtoCの営業
- リストが膨大かつ精度が低い
- 簡単な業界や商品を対象とする
テレアポ代行業者は安ければいいというわけではありません。
使うべきシーンの見極めが大切です。
ここでは使うべきシーンについて解説します。
BtoCの営業
BtoCのテレアポはBtoBと比較して簡単な傾向があります。
そのため、格安のテレアポ代行でも獲得に影響が出ない可能性が高いです。
BtoCのテレアポで重要なのは以下の通りです。
- 大量のコールができる
- 商品やサービスに関する基本的な説明ができる
BtoCでは、商品やサービスに興味がある人を探す、宝探しのような側面があります。
そのため、高いスキルよりも、大量にコールできる方が適切な場合が多いです。
大量のコールを高いスキルの人材で行うとコストが合わないため、格安のテレアポが適しています。
関連記事:BtoB商材に強いテレアポ代行おすすめ10選!必要性や選び方も解説
リストが膨大かつ精度が低い
リストが膨大かつ精度が低い場合、誰が架電してもアポイント獲得がほぼ不可能なお客様も混ざっています。
そういったリストに対して、高価格かつ高品質なテレアポ代行を利用するのは効率が悪いです。
リストが膨大かつ精度が低い場合、大量に架電して興味のあるお客様に絞り込む必要があります。
その上でリストの精度を上げていき、高品質なテレアポを実施すれば無駄がない運用が可能です。
格安のテレアポ代行を利用して、リスト精度を上げながら、アポ獲得すると良いでしょう。
簡単な業界や商品を対象とする
テレアポ代行で取り扱う商品には以下のように、比較的簡単な商品と難しい商品があります。
簡単な商品 | ウォーターサーバーやネットスーパーのような日常的に利用するもの |
難しい商品 | 医療関係や金融関係など、法律で厳しい制限があるものシステム系のような説明が難しいのも |
難しい商品は、言葉使い一つで法律に違反し、業務が停止になる可能性があります。
一方簡単な商品であれば、言葉遣いなどに制限はなく、誰でもすぐに取り組めるでしょう。
比較的簡単な商品を対象とする場合、専門知識や業界知識などは意識せず、価格でテレアポ代行業者を選べます。
格安のテレアポ代行を利用する際の注意点
格安のテレアポ代行を利用する際の注意点は以下の3点です。
- コールの基準値を数値化して伝える
- 最小の依頼可能金額を確認する
- 必要な業務が基本プランに含まれるか確認する
それぞれ解説します。
コールの基準値を数値化して伝える
格安のテレアポ代行では、以下の可能性があります。
- スキルが低い、コミット力が弱い
- コール数やアポの質の基準が低い
スキル面やコミット力については、低くても問題がない業務に対して利用することがおすすめです。
一方で、コール数やアポの質の基準値は、低すぎると結果的に料金が割高になります。
たとえば、以下のような代行業者があるとします。
業者A | 1席:50万 | コール数:50 |
業者B | 1席:30万 | コール数:25 |
この場合、1席の金額の安い業者Bの方が格安業者と呼ばれますが、コール数に対する単価は業者Aの方が安いです。
特に固定料金制で依頼する場合は、毎日の最低コール数などは決めて依頼するようにしましょう。
最小の依頼可能金額を確認する
1コールや1席あたりの金額が安くても、◯コール以上や◯席以上から依頼可能となっている場合があります。
必要なコール数以上に依頼が必要な場合、結果的に料金が割高になるでしょう。
また、100コール必要、3席必要という場合でも、1コールや1席から依頼できる代行業者を選ぶ方が良いです。
なぜなら、将来的に業務に合わせてコール数や席数を減らす可能性があるからです。
その際、柔軟に変更し、その都度格安で依頼をするためには、依頼数の制限がない代行業者の方が活用しやすいでしょう。
必要な業務が基本プランに含まれるか確認する
格安の営業代行は以下の方法で料金を下げていることがあります。
- 単価の安い人材を利用する
- 必要最低限のサービスに限定する
後者の場合、利用したいサービスが基本プランに含まれているか確認が必要です。
必要な機能が含まれていない場合、オプションの追加で結果的に割高になる可能性があります。
たとえば、リスト作成、トークスクリプト作成などは手間がかかる業務です。
これらがオプションになっている場合、内製した場合の人件費と比較する必要もあるでしょう。
必要な業務を洗い出し、もっとも安く実施できる方法を検討すべきです。
おすすめの格安で利用できるテレアポ代行10選
テレアポ代行を展開する企業の中で、格安で利用できるおすすめの企業を10社紹介します。
下の表に、対応可能なアウトバウンド業務と利用する際の価格帯をまとめているため詳細をご確認ください。
会社名 | アウトバウンド業務 | 価格帯 |
株式会社イントゥリード | 【アポイント】新規訪問、獲得リード訪問コール【リサーチ】ニーズ調査、競合情報、導入調査、キーマン情報【告知・集客】督促・催促、セミナー・イベント案内・集客、緊急告知 | 5.8万円/100社〜 |
株式会社エスエスプロバイド | キーマン情報の調査、各種アポ獲得代行、ポータルサイトの掲載案内、既存客の掘り起し | 30万円/月〜 |
株式会社アウトバウンドマーケティング | ヒアリング目的のテレアプローチ、アポイント目的のテレアプローチ | 80〜300円/1コール1〜3万円/1アポイント |
株式会社FTJ | アポ獲得代行、キーマン情報の獲得、リマインドコール、招待状発送コール、市場調査 | 150円/1コール200円/2コール250円/3コール※基本リスト代込み |
株式会社イマクリエ | BtoB:営業代行、アンケート/市場調査、セミナー誘致対自治体:営業代行、アンケート/市場調査 | 30万円/月〜 |
株式会社ビズ・カンファレンス | アウトバウンド・コール (営業電話) | 10万円/月〜 |
シティコンピュータ株式会社 | 各種アポ獲得代行、キーマン情報の獲得、リマインドコール、招待状発送コール、市場調査、フォローコール | 個別見積もりが必要 |
株式会社グッドクロス | 各種案内、送付DM到着確認、内容補足説明、販促、誘致、過去客への再購入購読斡旋、定期購入購読斡旋、クロスセル、企画応募者への当選連絡発送先聴取 | 3万円/月〜 |
株式会社ASXEED | 新規顧客開拓、リード獲得、既存顧客へのアプローチ、休眠顧客の掘り起こし、各種アポ獲得代行 | 個別見積もりが必要 |
株式会社ネオキャリア | テレアポ代行、インサイドセールス | 30万円/月~ |
株式会社イントゥリード
引用元:株式会社イントゥリード
株式会社イントゥリードはBtoB企業の案件創出を目的とした、テレマーケティング企業です。
論理的な営業を得意としており、成功パターンを数値化することで、再現性のあるテレアポを実現します。
企業の決裁者へのアプローチに力を入れており、決裁者とのアポイントや決裁者の情報を獲得することも可能です。
また、企業リストの提供やターゲット選定のサポートも行います。
株式会社エスエスプロバイド
引用元:株式会社エスエスプロバイド
株式会社エスエスプロバイドは独自のマニュアルやデータベースに強みがあるテレアポ代行企業です。
独自マニュアルと現場の経験を組み合わせて、効率的なテレアポを実現しています。
その結果、高いスキルを安価に提供することができています。
また、独自データベースには1,000万以上の法人データを保有しており、最適なリスト抽出が可能です。
リストは都道府県別、業種別に毎月更新するため、どこよりも早く新規立ち上げの会社にアプローチできます。
株式会社アウトバウンドマーケティング
株式会社アウトバウンドマーケティングはアウトバウンド型のテレマーケティングに特化したテレアポ代行企業です。
株式会社アウトバウンドマーケティングは高品質で安価なテレマーケティングを強みとしています。
高いスキルをもつオペレーターが対応することで、アポ獲得率や商談後の成約率が向上するため、費用対効果の最大化が可能です。
商談同席も可能なため、売上にコミットした活動ができます。
株式会社FTJ
引用元:株式会社FTJ
株式会社FTJはBtoBに特化したアウトバウンドコールを得意とするテレアポ代行企業です。
アポ率の高いリスト作成と、質の良いアポを獲得するためのスクリプト作成にこだわっています。
格安のコール単価でも、高いアポ獲得率を実現可能です。
テレアポで得た情報は、リストと合わせてお客様へ納品するため、今後のビジネスに役立てることもできます。
株式会社イマクリエ
引用元:株式会社イマクリエ
株式会社イマクリエはBtoB決裁者へのテレアポや、自治体へのテレアポを得意とするテレアポ代行企業です。
株式会社イマクリエでは人月契約ではなく、時間単位で契約できます。
よって、必要なタイミングで対応席数を増やすなど、柔軟な対応が可能です。
席数の増減は最短翌日から対応可能なため、ビジネスの状況に合わせた最適なサポートを実現します。
株式会社ビズ・カンファレンス
引用元:株式会社ビズ・カンファレンス
株式会社ビズ・カンファレンスは営業支援事業やコールセンター事業などを行うBPO企業です。
株式会社ビズ・カンファレンスは、お客様の商品やサービスの知識だけでなく、業界知識もインプットしてテレアポを行います。
そのためテレアポのスクリプトだけに集中せず、臨機応変な会話が可能です。
成果にもこだわっており、通常は1社3コールですが、結果が出ていない場合には無償で4コール以上架電します。
シティコンピュータ株式会社
引用元:シティコンピュータ株式会社
シティコンピュータ株式会社は1989年創業の豊富な実績と高品質なサービスをもつBPO企業です。
シティコンピュータ株式会社は小規模から大規模までさまざまな案件に対応します。
月間数十件のコール数や、専用席は1席からなど、お客様の要望に合わせた規模で対応可能です。
また、一度業務がスタートしたあとでも、対応範囲や対応時間の調整や、一時的な延長対応なども柔軟に調整します。
業務に合わせた必要最小限のコストでサービスを利用できます。
株式会社グッドクロス
引用元:株式会社グッドクロス
株式会社グッドクロスはコストパフォーマンスの高いカスタマーサービス・BPOを最速で提供する企業です。
小規模、短期、低予算といった案件にもお客様の要望に合わせて柔軟に対応します。
また、サービスもさまざまな内容を用意しているため、お客様に合わせて最適な提案が可能です。
サービス品質にも自信があり、全通話録音機能を配備し、リアルタイムで共有する仕組みを採用しています。
株式会社ASXEED
引用元:株式会社ASXEED
株式会社ASXEEDはお客様の売上をエリアNo.1にすることを目標にするテレアポ代行企業です。
株式会社ASXEEDは質の高いターゲットリストの作成と、契約率の高いアポ獲得を強みとしています。
質の高さを担保するために、取引企業は成果を挙げられることを前提に選択するため、すべての企業と取引はしていません。
成果にコミットする確率を向上することで、コストパフォーマンスの高いサービスを安定して供給します。
株式会社ネオキャリア
引用元:株式会社ネオキャリア
株式会社ネオキャリアはテレアポから商談までワンストップで提供するテレアポ代行企業です。
もともと人材企業だった経験とノウハウを活用し、直接雇用の人材を多く採用しています。
これにより、オペレーターの「質の向上」とマージンカットによる「コスト削減」を実現し、格安で高品質なサービスを提供可能です。
また、デイリー報告と定例MTGで、定期的に状況を報告するため、安心して依頼できます。
格安のテレアポ代行を正しく利用して成果をあげよう
テレアポ代行業者には、格安で利用できるものも多くあります。
一方、格安のテレアポ代行業者を選ぶ際は確認すべき点も多いです。
依頼する際の金額も重要ですが、業務全体の金額感も意識すると良いでしょう。
この記事で紹介したテレアポ代行業者は、格安で利用できる上、質も高いためおすすめです。
予算に合わせて柔軟に対応できる業者も多いため、まずは問い合わせしてみましょう。