コールセンター代行会社の相場は?料金表や費用内訳を詳しく解説

コールセンター代行会社に委託する場合、料金がどの程度かかるのか相場を把握する必要があります。

費用感がわかると無駄なコストを抑えられ、費用対効果の最大化も狙いやすくなるでしょう。

本記事では、コールセンター業務を代行会社に委託する際の料金相場を解説します。

料金相場や内訳も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

コールセンター代行とは?

電話で顧客とやり取りを行うコールセンター業務を、代わりに行うサービスのことです。

問い合わせ対応や注文受付が主なインバウンドと、商品やサービスのアプローチを行うアウトバウンドの2つに主にわかれます。

コールセンター代行を利用するメリットは主に以下のとおりです。

  • 電話対応ののプロに接客を委託できる
  • CS(顧客満足度)の向上に期待できる
  • 売上アップ・経費削減が狙える
  • 企業イメージの向上に期待できる
  • 従業員の電話対応の負担を軽減できる
  • 人件費・設備費の負担をお幅に減らせる

関連記事:東京のコールセンター代行会社おすすめ10選!料金相場や選び方も解説

委託できる業務内容

大きく分けて以下の2つに分類されます。

  • インバウンド
  • アウトバウンド

インバウンド業務には、主に以下のような業務内容が含まれます。

  • 顧客からかかってくる電話に対応する受電対応
  • 商品やサービスに関する問い合わせ対応
  • 通販の商品受注受付
  • クレーム対応
  • 夜間対応窓口
  • テクニカルサポート

他にも、予約受付やチャット対応、発送などの通販代行まで委託できる代行会社など、対応できる範囲はさまざまです。

一方でアウトバウンド業務では、主に以下のような業務内容を委託できます。

  • 既存顧客に対してアプローチを行る架電業務
  • アップセル・クロスセルへの誘導
  • サンキューコール・フォローコール
  • 休眠顧客の掘り起こし
  • 市場調査・アンケート調査
  • セールやキャンペーンの告知
  • 新規顧客の開拓

アウトバウンドでは既存顧客に対して架電を行うテレオペレーションと、新規顧客の開拓がメインのテレアポ業務にわかれます。

代行会社によって対応範囲が異なるため、委託したい業務内容に合わせて外注先を選ぶと良いでしょう。

【業務内容別】コールセンター代行会社の料金相場

コールセンター代行会社の料金相場を、以下の3つの業務内容にわけて解説します。

  • インバウンドの相場
  • アウトバウンドの相場
  • オペレーターの平均単価

それぞれ詳しく解説します。

インバウンドの相場

インバウンド業務を委託する際の料金相場は以下のとおりです。

料金形態 費用相場
月額固定型 月100,000円~300,000円
従量課金型 300円〜1,000円
(1コールあたりの単価)

インバウンドでは「月額固定型」「従量課金型」の2つの料金形態からプランを選ぶのが一般的です。

また、2つの料金形態とは別に、「初期費用」と「月額基本料」がかかります。初期費用はどちらも10,000円〜50,000円程度が相場です。

月額基本料は従量課金型の方が安くなるケースが多く、料金プランによっては月額10,000円〜20,000円程度で済む場合もあります。

アウトバウンドの相場

コールセンター代行会社が委託するアウトバウンド業務は、既存顧客に対して架電を行う、テレオペレーション業務がメインになります。

以下の表はテレオペレーション業務を委託する際の料金相場です。

料金形態 費用相場
月額固定型 月100,000円~200,000円
従量課金型 200円〜350円
(1コールあたりの単価)
成果報酬型 アポイント1件あたり5,000円など

アウトバウンドでは「月額固定×成果報酬」「従量課金×成果報酬」など、組み合わせて料金プランを提案するケースが多いです。

また、1コールあたりの単価と成果報酬の単価は、業務内容の難易度によって大きく変動します。なお、新規顧客の開拓がメインのテレアポ代行の相場は、1コールあたり100円〜200円、かけ直しありで200円〜350円が相場です。

オペレーターの平均単価

コールセンター代行会社にする場合も、オペレーターの平均単価は以下のとおりです。

料金形態 費用相場
(1コールあたりの単価)
インバウンド 300円〜1,000円
アウトバウンド 200円〜350円
コールオーバー料金 100円〜250円
成果報酬 業務内容による

オペレーターの単価は業務内容の専門性や情報量の多さ、成果への難易度によって決定します。また、月額固定型では契約したコール数を超えてしまうと、コールオーバー料金(超過料金)が発生するので注意が必要です。

【料金形態別】コールセンター代行会社の料金相場

コールセンター業務を代行会社に委託する際の料金相場を、料金形態別に解説します。

  • 月額固定型の相場
  • 従量課金型の相場

それぞれのメリット・デメリット、おすすめの企業も解説します。

月額固定型 従量課金型
費用相場 月100,000円~300,000円 1コールあたり300円~1,000円
メリット
  • 決まった予算の範囲で委託しやすい
  • 料金が明確でわかりやすい
  • 1件当たりのコール単価が安い
  • 受電がなければ費用は発生しない
  • 月額基本料金は月額固定型より安い
  • 費用を抑えて効率的に委託できる
デメリット
  • コールオーバー費用がかかる
  • 稼働状況を正確に把握している必要がある
  • 月額基本料金は従量課金型より高め
  • 予想以上の受電があると予算オーバーの可能性も
  • 専門性の高さや時間帯によって単価は高くなる
向いている企業
  • 受電件数をある程度把握、確保している企業
  • 問い合わせ対応や注文受付などインバウンドがメイン
  • 繁忙期や夜間などスポットで委託したい企業
  • コール件数が少ない、予測が難しい企業
  • アウトバウンド業務を委託したい企業

月額固定型の相場

月額固定型は、1ヵ月で対応できるコール数を決めて契約する料金プランです。

料金相場と特徴は以下のとおりです。

月額固定型
料金相場 月100,000円~300,000円
メリット
  • 1コールあたりの単価を抑えられる
  • 予算の範囲で料金プランを選べる
  • 料金プランが明確で比較しやすい
デメリット
  • 超過分はコールオーバー料金が発生する
  • コール数を正確に把握する必要がある
  • 土日、夜間対応は追加料金が発生する
向いている企業
  • 毎月一定の受電件数のある企業
  • インバウンド業務を委託したい企業
  • 継続的に代行会社を利用したい企業

月額固定型は料金プランが明確で、代行会社を比較しやすいメリットがあります。また、まとまった件数を委託するため、1コールあたりの単価を抑えられるのも利点の一つです。

月額固定型では超過してしまったコール数に、コールオーバー料金が発生するため、毎月どの程度のコール数があるのか事前に把握しておきましょう。

従量課金型の相場

従量課金型は、コール数に対して料金が発生する料金プランです。料金相場とメリット・デメリット、向いている企業は以下のとおりです。

従量課金型
料金相場 1コールあたり300円~1,000円
メリット
  • 無駄な経費がかからない
  • 受電がなければ料金は発生しない
  • 月額基本料金は月額固定型よりお得意
デメリット
  • 受電件数が増えれば想定以上の費用がかかる
  • 1コールあたりの単価が高くなる
  • 料金は委託する業務内容によって高くなる
向いている企業
  • 受電件数が多くない企業
  • 社員の電話対応の負担を減らしたい企業
  • インバウンド・アウトバウンド両方を検討している企業

従量課金型は受電件数に対して料金が発生するため、コールがなければ料金は発生しません。

そのため、無駄なコストがかからず、導入障壁は低いといえます。ただし、想定よりコール数が多かった場合、予算をオーバーしてしまう可能性があるため注意が必要です。

コールセンター代行会社の料金表と費用内訳

コールセンター代行会社を利用する際の、よくある料金表と費用内訳を紹介します。

  • 料金表
  • 費用内訳

外部委託にどの程度料金がかかるのか、相場を把握したい企業の参考になれば幸いです。

料金表

以下の表はコールセンター代行会社のよくある料金表です。

料金プラン 料金相場
平日のみ

(月間50コールプラン)

25,000円~38,000円
平日のみ

(月間100コールプラン)

35,000円~50,000円
平日のみ

(月間300コールプラン)

95,000円~120,000円
平日+土日祝
(月間50コールプラン)
32,000円~45,000円
平日+土日祝
(月間100コールプラン)
45,000円~60,000円
平日+土日祝
(月間300コールプラン)
100,000円~125,000円

上記の表は、コールセンター業務を委託検討する企業に多い、インバウンド業務を委託する場合の料金表です。

なお、料金プランが用意されている場合は月額固定型の場合が多く、既定のコール数を超えるとコールオーバー料金がかかるため注意しましょう。

また、専門的な知識が必要な場合や、情報量が多い場合は相場より料金が高くなると考慮しておくと良いですね。

費用内訳

コールセンター代行の費用内訳は以下のとおりです。

内容 費用相場
初期費用
  • オペレーターの研修費用
  • 資料作成など
10,000円~50,000円
月額基本料金
  • 人件費
  • 対応時間帯と曜日
  • 委託業務の規模や難易度
10,000円~50,000円
料金プラン(月額固定型or従量課金型) 月額固定型:毎月一定の費用が発生 月100,000円~300,000円
従量課金型:コール件数に応じて費用が加算される 1コールあたり300円~1,000円

代行会社に委託する際は、「初期費用」「月額基本料金」「2つの料金プランのどちらかor組み合わせたプラン」が基本的にかかります。

初期費用にはオペレーターの研修費や、マニュアル・トークスクリプトの作成などの資料作成代が含まれています。また、すべての料金は委託内容に合わせて変動するため、見積もりを出してもらうと費用感を把握しやすいです。

コールセンター代行会社の費用の仕組み

コールセンター業務を代行会社に委託する場合、主に以下4つの要素で費用が決定します。

  • 2つの料金形態からプランを選択
  • 初期費用・月額基本料金が別途必要
  • 土日・早朝・夜間は料金が高くなる
  • コール単価は業務内容や専門性によって変動

コールセンター代行会社の費用の仕組みを詳しく見ていきましょう。

2つの料金形態からプランを選択

コールセンター代行会社を利用する際は、「月額固定型」「従量課金型」の2つの料金形態からプランを選ぶのが一般的です。毎月一定の受電件数がある場合は、月額固定型の方がお得になるケースが多いです。

一方、従量課金型はコール件数に合せて料金が発生するため、コール数の少ない企業が電話対応を委託したい際に利用すると良いでしょう。

初期費用・月額基本料金が別途必要

2つの料金形態とは別に、「初期費用」と「月額基本料金」が別途必要になります。どちらも委託する業務内容に合わせて、10,000円〜50,000円程度が相場です。

また、月額基本料金は1コールあたりの単価が安い、月額固定型の方が高くなるケースが多いです。

土日・早朝・夜間は料金が高くなる

土日祝日や早朝、夜間は、オペレーターに支払う人件費が高くなるため、それに伴い委託の料金相場も高くなります。

基本的な料金プランとは別に、追加料金がかかる可能性が高いです。とはいえ運用コストの削減、対応品質の向上による期待できる効果など、代行会社を利用するメリットは大きいといえます。

コール単価は業務内容や専門性によって変動

公開されている料金プランの多くは、簡単な問い合わせ対応や通販の受注対応などを想定した料金設定です。

覚える内容が多い場合や、難しい知識が求められる内容の場合は、相場よりコール単価が高くなる可能性があります。

コールセンター代行会社の料金相場に関する注意点

コールセンター業務を代行会社に依頼する際は、以下の料金相場に関する注意点に気をつけましょう。

  • コールオーバー料金が発生する場合もある
  • 格安プランはオペレーターの質に注意

それぞれ詳しく解説します。

コールオーバー料金が発生する場合もある

月額固定型の料金形態を選ぶと、既定のコール数を超えた分は「コールオーバー料金(超過料金)」が発生します。

なるべくコールオーバー料金を発生させないためには、どの程度のコール数があるか自社で把握する必要があります。代行会社に依頼する前に、どのくらいの受電件数があるのか明確にしておきましょう。

また、「受電件数が少ない」「アウトバウンドをメインで代行したい」といった場合は、従量課金型や成果報酬型の方が費用が安くなる可能性があります。

自社に合った料金形態は代行会社が提案してくれるので、コール数を把握したら見積もりを出してもらいましょう。

格安プランはオペレーターの質に注意

格安をうたう代行会社は、料金が安い分オペレーターの質が低い場合があります。

経験の浅いオペレーターが多かったり、アルバイト・パートを雇っていたりなど、質の高い対応にはあまり期待できません。

対応品質の高さを求めるのであれば、それなりの料金がかかると念頭に入れておきましょう。

まとめ:コールセンター代行会社に委託する相場は月100,000円~300,000円

コールセンター業務を代行会社に委託すると、月100,000円〜300,000円が料金相場です。

とはいえ、実際にかかる料金は、委託する業務内容や時間帯、人件費にかかる費用によって大幅に変動します。

また、自社に合った料金プランを組み合わせることで、外注費用を抑えることも可能です。

費用対効果の最大化を狙うためには、複数の代行会社に見積もりを出してもらい、比較検討しながら委託先を決定しましょう。