法人携帯のかけ放題プランはお得?内容やおすすめキャリア徹底解説

法人携帯を利用している企業にとって、通話料は大きなコストです。取引先との通話が多い部門などは、通話料が高額になってしまいます。

日常的に通話するなら、かけ放題プランがおすすめ。通話料金を大幅に削減できるだけでなく、コストの予測が立てやすくなります。

しかしキャリアもプランも多すぎて、どれがよいかわからない方も多いでしょう。

そのような方に向けてこの記事では、各社のかけ放題プランを徹底解説します。

最適なかけ放題プランの選び方、プランの種類、各キャリアの特徴がわかるので、ぜひ参考にしてください。

法人スマホのかけ放題プランでお得になるのはどんな人?

かけ放題プランは通話料金を一定額に保てますが、使い方次第で損することもあります。かけ放題プランを利用すべき人はどんな人でしょうか?

結論は「月の平均通話料が、かけ放題プラン料金を超える人」です。例として、ドコモのかけ放題プラン1,870円(税込)で計算してみましょう。

かけ放題プラン(月額)1,870円
通話料金44円/分

上記の場合、1ヶ月で42.5分通話するとかけ放題プランと同額の通話料が発生します。この時間をプランに加入すべきかの判断基準にできます。

他のプランも同じように、月々の通話時間で計算可能です。多くのキャリアでは部門・社員ごとにプランを選べるので、利用実態に合わせてプランを最適化できます。

法人スマホのかけ放題の種類

かけ放題にはいくつか種類があります。代表的なものは以下の3つです。

  • 時間無制限
  • 時間制限付
  • 社員間無料

社員の電話の使い方ごとに、最適なプランは異なります。それぞれの特徴を解説しましょう。

時間無制限

時間無制限で通話料金が無料になるプランです。他のかけ放題プランよりも価格が高く、2,000円前後が一般的です。

一般的な通話料が44円/分とすると、45分程度でかけ放題プランと同額になります。月の通話時間が45分を超えるなら、時間無制限プランへの加入をおすすめします。

時間制限付

時間制限付きのプランは、一回の通話が指定時間内であれば無料になります。区切りは5分か10分が一般的です。

料金は1,000円前後のものが多いため、一回の通話が短い人は時間無制限よりも安くなります。ただし、時間を超過すると通常の通話料金がかかるので要注意。

超過時間が多いなら、かけ放題プランの方がお得です。

社員通話無料

社員間の通話が無料になるプランです。社外とのやり取りが少なく、社員間の通話が多い人におすすめです。

利用料金は300円程度。中にはプランの特典として、無料で付与されることもあります。

法人スマホのかけ放題を契約する時の注意点

かけ放題は月々の通話料金を抑えられますが、以下の2点に注意しましょう。

  • かけ放題対象外の通話区分がある
  • 指定時間を超過すると通話料金が発生する

これらを知らないと、通話料が高額になるリスクがあります。それぞれについて解説します。

かけ放題対象外の通話区分がある

通話区分によっては、かけ放題の対象になりません。例えば、以下の通話区分は対象外になりやすいです。

  • 国外通話
  • ナビダイヤル(0570)
  • テレドーム(0180)
  • 衛星電話

社員が知らずに利用しないよう、対象外の通話区分について社内に周知しましょう。

時間制限のあるものは超過分を請求される

時間制限付きのかけ放題プランでは、超過分に通話料金がかかります。超過時間が長いと、時間無制限プランよりも高額になる危険があります。

例として、以下の条件で計算してみましょう。

5分無料プラン1,000円
時間無制限プラン2,000円
通話料44円/分

この料金体系だと、超過時間25分で1,000円の通話料が発生し、時間無制限プランと同額になります。

超過時間が頻繁に発生しそうであれば、時間無制限プランへの加入を検討しましょう。

法人契約できる大手キャリア3社のかけ放題を比較!

3大キャリアは無制限のかけ放題プランを用意しています。

ドコモ・au・ソフトバンクは自社回線を持っているため通信・通話が安定しています。店舗が多くサポートを受けやすい点も魅力です。

また、データ定額で無制限なプランが多いため、社外でのWeb会議などデータ通信を多用するなら大手キャリアがおすすめです。

各キャリアのかけ放題プランと料金プランをご紹介します。

ドコモのかけ放題プラン

ドコモはスマホなどのモバイル通信機器で36.3%のシェアを誇る最大手のキャリアです。

ドコモでは時間無制限と1回5分無料のオプションを用意しています。

オプション月額(税込)内容
かけ放題オプション1,870円国内通話無料
5分通話無料オプション770円1回5分以内の国内通話が無料
※通常通話料金 22円/30秒

スマホ利用プランは以下のとおり。どのプランも、社員間での通話は無料です。

プラン名月額(税込)
5Gギガホ プレミア5,665円~
ギガホ プレミア5,555円~
5G ギガライト3,465円~
ギガライト3,465円~

また、法人は以下の割引を受けられます。

割引内容
みんなドコモ割最大1,100円割引/回線
ビジネスメンバーズ割187円割引/回線
ドコモ光セット割最大1,100円割引/回線 
※20回線まで

割引とかけ放題を組み合わせることで、月々の利用料を大幅に削減可能です。

関連記事:ドコモ法人契約のメリットとデメリット!必要書類や手順も解説

auのかけ放題プラン

auのかけ放題は時間制限付と無制限に加え、社員間無料プランが用意されています。

プラン月額(税込)内容
通話定額ライト2880円1回5分までの国内通話無料
通話定額21,980円国内通話無料
ビジネス通話定額(au発信)330円社員間同士の通話無料
※通常通話料金 22円/30秒

auの料金プランは豊富で、さまざまな他社サービスを利用できます。

プラン名月額(税込)
使い放題MAX 5G/4G5,588円~
使い放題MAX 5Gwith Amazonプライム6,358円~
使い放題MAX 5G Netflixパック(P)
使い放題MAX 4G Netflixパック(P)
6,688円~
使い放題MAX 5G テレビパック
使い放題MAX 4G テレビパック
7,458円~
使い放題MAX 5G DAZNパック
使い放題MAX 4G DAZNパック
8,118円~
使い放題MAX 5G ALL STAR パック8,778円~

また法人割引で利用料を大幅に削減可能です。

【法人割】

割引対象内容
基本使用料25%オフ
社員間の国内通話30%オフ
社員間の国内SMS送信料無料
無料通話時間社内で分け合える

【法人割プラス】

利用回線数割引額
利用回線数割引額
2回線550円※1
3回線1,100円
4回線2,222円
※1「auデータMAXプラン Netflixパック」は1,100円

このようにauは豊富なプランとオプションを用意しています。

ソフトバンクのかけ放題プラン

ソフトバンクは、2種類のかけ放題プランを用意しています。

オプション月額(税込)内容
准定額オプション+880円1回5分以内の通話無料
定額オプション+1,980円24時間国内通話が無料
※通常通話料金 22円/30秒

さらに、どちらのプランでもソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO宛のSMSが無料です。

料金プランは下記の2種類。

プラン月額(税込)
ミニフィットプラン+3,278円~
メリハリ無制限プラン5,588円~

(税込)その他にも「データシェアプラン」や「海外パケットし放題」など、様々なオプションがあります。

このように、大手キャリアは多様なプランと割引特典が用意されています。

法人契約できる格安SIM5社のかけ放題を比較!

格安SIMは、かけ放題プランを利用するとよりお得になります。安いものでは総額1,000円程度に抑えられるため、コスト重視ならおすすめです。

ただし、無制限かけ放題プランを扱っていないキャリアや、専用アプリが必要なキャリアなど、特殊なケースが多いです。契約前にサービス内容をよく確認しましょう。

ワイモバイルのかけ放題プラン

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは、ソフトバンク回線を利用しているため、格安SIMの中でも通信が安定しています。かけ放題プランは1種類で、10分以内の国内通話が無料になります。

プラン月額(税込)内容
だれとでも定額770円10分以内の国内通話が無料
月額利用料金1,408円~データ利用量により変動
通常通話料金 22円/30秒

(税込)ワイモバイルは無料でテザリングが利用できます。タブレットやノートPCを持ち歩く人にはうれしい特典でしょう。

UQモバイルのかけ放題プラン

UQモバイルはauと同じ回線なので、通信が安定しています。かけ放題プランは、時間無制限と10分無料の2種類です。

オプション月額(税込)内容
通話放題ライト880円1回10分の国内通話無料
通話放題1,980円国内通話無料
月額利用料金1,628円~データ利用量により変動
通常通話料金22円/30秒

UQモバイルはデータ利用量をカウントしない「節約モード」が利用可能。通信速度は落ちますが、データ通信が無制限でできます。コストを抑えたいなら、積極的に活用したいですね。

mineoのかけ放題プラン

mineoは10分かけ放題プランを用意しています。専用アプリ「mineoでんわ」を利用すると、11円/30秒に抑えられる点も大きな魅力です。

大手キャリアの回線を利用しているため、月額利用料金は3つに分かれています。

プラン月額(税込)内容
10分かけ放題880円10分以内の国内通話が無料
月額利用料金(au)1,441円~データ利用量により変動
月額利用料金(ドコモ)1,540円~データ利用量により変動
月額利用料金(ソフトバンク)1,925円~データ利用量により変動
通常通話料金 22円/30秒
複数回線を契約した場合、55円/回線の割引

mineoは余ったデータ利用量を社内でシェアできます。データ容量を無駄にしないため、非常に効率的です。

BIGLOBE biz.のかけ放題プラン

BIGLOBE biz.は専用アプリ「BIGLOBEでんわ」を提供しており、税込11円/30秒)で利用できるメリットがあります。

かけ放題プランは3分と10分の2種類が用意されています。ただし、通話は「BIGLOBEでんわ」を利用する必要があるので注意。

プラン月額(税込)
3分かけ放題660円
10分かけ放題913円
月額利用料金770円~
通常通話料金 22円/30秒

ビッグローブ株式会社は通信業務を35年以上手掛けており、充実したサポート体制を築いています。導入・利用に不安があるなら、相談しやすいBIGLOBE biz.がおすすめです。

HISモバイルのかけ放題プラン

HISモバイルの通話料金は9円/30秒と格安です。かけ放題は5分制限と時間無制限の2種類のプランがあります。

プラン月額(税込)
5分かけ放題オプション500円
完全かけ放題オプション1,480円
月額料金290円~
通話料 9円/30秒

かけ放題を利用するのに、専用アプリは不要です。安さと使いやすさを重視するなら、HISモバイルがおすすめです。

まとめ:最適なかけ放題プランを選び、月々の利用料を抑えよう!

各社さまざまなかけ放題プランを用意しています。安いものは1,000円以下で利用できるため、月々のコストを大幅に削減可能です。

とはいえ、ただ料金が安ければよいわけではありません。滅多に電話をしない人、日常的に通話する人など、働き方ごとに最適なプランがあります。

この記事を参考に、どのプランがベストか考えてみましょう。