返品処理代行業者のおすすめ5選!代行のメリットも解説

オンラインショッピングが急増するなか、返品処理の手間に悩む事業者も増えています。顧客満足度を維持し、向上するためには迅速かつ正確な検品対応が欠かせません。

効率的にビジネスを運営するには、返品処理を代行してくれる業者に委託することも有効です。

本記事では、返品処理の代行に対応したおすすめの業者を厳選5社紹介します。代行という選択肢のメリットも詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

返品処理とは?

購入者から、販売者や倉庫に商品が戻されて交換や返金をするまでの一連のプロセスです。たとえば、アパレルEC事業ではオンラインで購入した服のサイズが合わないため、顧客が返品する場合があります。

商品は一度顧客に引き渡されているので、商品の状態が出荷時と同じとは限りません。返品された商品を再販できるか確認するため、検品が必要となります。

商品が倉庫に戻った後も、商品を交換して出荷したり、返金したりといった処理を行う必要があります。検品費や再販準備費用といったコストが追加的に発生することに注意が必要です。

ネガティブな印象が目立つ返品処理ですが、効率的な管理と良好な顧客対応によって、顧客からの信頼を獲得できるケースもあります。

返品処理が発生する原因

返品処理が発生する原因は、ユーザー都合だけでなく、事業者の都合である場合もあります。ユーザー都合と事業者都合の返品原因をそれぞれ紹介します。

ユーザー都合

以下のように、ユーザー都合で返品処理が発生することがあります。

  • 色やデザインが想定と違った
  • サイズが合わなかった
  • 数量を間違えて購入した
  • 代替品を購入して不要となった
  • 気が変わった

色やデザイン、サイズ、数量間違いによって起こる返品処理は、事業者側の工夫で抑えることが可能です。たとえば、商品の説明をより詳細にしたり、サイズがわかりやすいようにガイドを提供したりします。写真を使う場合は、複数の角度から撮影した高品質な画像にしましょう。

購入前に質問を受け付けられるよう、ECサイトにチャットボットやライブチャットを導入するのもおすすめです。

事業者都合

以下のように、事業者都合で返品処理が発生することもあります。

  • 注文内容と異なる商品を発送した
  • 破損・欠陥・故障があった
  • 商品の説明に問題があった

誤配送や不良品はもちろん、商品の説明に問題があった場合も返品を求められるケースがあるので注意しましょう。

商品の輸送中に破損したり故障したりする可能性もあるため、丁寧に緩衝材を詰めるといった工夫が必要です。

返品処理の流れ

返品処理は、以下の流れで進めます。

  1. 返品の連絡
  2. 商品の返送
  3. 返送された商品の検品
  4. 交換・返金対応

1.返品の連絡

ユーザー都合であれば、顧客から返品したい旨の連絡を受け付けます。今後の対応につなげるため、なぜ返品したいのか丁寧に理由を聞きましょう。返品ポリシーを設定している場合、返品が認められる条件かどうか慎重な確認が必要です。

返品リクエストを受理するのであれば、顧客に対して商品の返送を依頼し、今後の手続きの流れを案内しましょう。

事業者都合であれば、事業者から顧客にコンタクトをとります。

2.商品の返送

顧客から商品を返送してもらいます。一般的には顧客が送料を負担して顧客が配送業者に商品を渡します。

しかし、事業者都合の場合は、着払いでの返送を案内するなど配慮が必要です。また、事業者が集荷を手配する場合もあります。

3.返送された商品の検品

返送された商品が倉庫に届いたら、受領確認をして、商品の状態を検品します。検品時には、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 状態が顧客の返品理由と一致しているか
  • 損傷はないか
  • 不良品ではないか
  • 使用済みか未使用か

検品結果に応じて、商品を在庫に戻すか、修理部門に送るか、廃棄するかの判断が必要です。

4.交換・返金対応

顧客の希望や返品ポリシーに従い、商品を交換するか返金するかの対応を行います。交換の場合は交換商品を発送したら通知する、返金の場合は手続きをしたら通知するなど、顧客への配慮を忘れないようにしましょう。

クレジットカード決済の返金では、処理日が締め日を過ぎると一度顧客の口座から引き落とされてしまいます。次の支払日に返金または相殺されますが、「返金されていない」と勘違いする可能性があります。このような案内も事前にしておくとよいでしょう。

返品処理の代行を依頼するメリット

返品処理は、専門業者に代行を依頼することができます。依頼するメリットは次の2点です。

  • 顧客満足度の向上につながる
  • コア業務に集中できる

それぞれ詳しく解説します。

顧客満足度の向上につながる

専門業者には返品処理の専門的な知識や経験があり、豊富なノウハウをもとに返品手続きを迅速に行ってくれます。顧客は、すぐに商品を交換してほしい、すぐに返金してほしいと考えているはずです。対応が遅いと不信感や不満が募り、信頼を失います。

返品手続きが迅速に行われれば、顧客の不信感や不満を払拭でき、反対に顧客満足度の向上を見込めるでしょう。

また、業者によっては返品処理に関する疑問や不安を解消したり、不満を軽減してくれるカスタマーサポートも提供してくれます。カスタマーサポートは自社で対応が難しい場合もあるため、便利です。

コア業務に集中できる

返品処理を自社で対応するなら、対応するスタッフや設備が必要となります。返品処理は時間も手間もかかるので、担当スタッフの負担は軽くありません。

返品処理をアウトソーシングするとスタッフや設備を準備する必要はなく、人や資金を有効活用できます。製品開発やマーケティング、販売促進など、よりコアな業務にリソースを集中することが可能です。

返品処理代行業者おすすめ5選

返品処理を代行してくれるおすすめの業者を5社紹介します。業者選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

業者名強み
株式会社クリコマ百貨店のお渡しレベルの梱包・配送
裾上げや名入れ刺繍にも対応
カスタマーサービス対応可
株式会社スクロール360BtoC物流のプロ集団
誤出荷0.0016%以下
独自のWMS・マテハンを駆使
田中商事ロジスティクス株式会社運送のプロ
10tトラックまで完備しているので自社発送も可能
BtoBとBtoCどちらにも対応
株式会社倉業サービス流通加工にも対応
保険会社、証券会社、投資信託会社との取引あり
WEB版物流管理システムを提供
株式会社イー・ロジット1,700社を超える取引実績
受注処理やコンタクトセンターも対応
延床面積5万9,000坪のスペース

株式会社クリコマ

引用元:株式会社クリコマ
会社名株式会社クリコマ
所在地〒167-0034
東京都杉並区桃井3丁目3番1号
設立1977年4月19日
(創業は1975年6月1日)
業務内容検品在庫管理出荷返品
強み百貨店のお渡しレベルの梱包・配送
裾上げや名入れ刺繍にも対応
カスタマーサービス対応可

株式会社クリコマは、1975年の創業以来、アパレル3PLのパイオニアとして物流システムを提供している企業です。物流センターは東京都江戸川区と茨城県にあります。

物流倉庫はもちろん、検品、商品撮影、コールセンター、受発注業務のすべてに対応可能。百貨店の「お渡し」レベルのハイクオリティな梱包・配送が強みです。

裾上げのほか、名入れ刺繍やギフトラッピングなど他社にはない特別なサービスも提供しているので、ワンランク上の商品を届けられます。

株式会社クリコマの詳細はこちら

株式会社スクロール360

引用元:株式会社スクロール360
会社名株式会社スクロール360
所在地〒430-0807
静岡県浜松市中央区佐藤2丁目24番1号
設立1986年3月1日
業務内容梱包検品在庫管理返品流通加工ささげ
強みBtoC物流のプロ集団
誤出荷0.0016%以下
独自のWMS・マテハンを駆使

株式会社スクロール360は、静岡県浜松市に本社を構えるEC通販業務代行会社です。北海道から九州まで、日本全国に拠点があります。

出荷量が飛躍的に増える事業の成長や、キャンペーンによって一時的に増える大量注文にも対応できる柔軟性が魅力。自動化・システム化を推進し、何万もの商品を早く確実に届ける体制が整っています。

誤出荷率は0.0016%以下。独自の倉庫管理システムによる一元管理で誤出荷を防止しています。スタッフ全員がBtoC物流のプロなので、動きに無駄がありません。

株式会社スクロール360の詳細はこちら

田中商事ロジスティクス株式会社

引用元:田中商事ロジスティクス株式会社

会社名田中商事ロジスティクス株式会社
所在地〒531-0075
大阪府大阪市北区大淀南3-7-7
設立2017年3月3日
業務内容ピッキング梱包検品出荷発送返品
強み運送のプロ
10tトラックまで完備しているので自社発送も可能
BtoBとBtoCどちらにも対応

田中商事ロジスティクス株式会社は、大阪府に本社を構える運送事業者です。企業専属定期便やチャーター便、センター間輸送などのサービスを提供しています。

常温商材であれば、BtoBとBtoCどちらにも対応可能。商品の加工、検品、包装、返品対応などの相談ができます。

田中商事ロジスティクス株式会社の詳細はこちら

株式会社倉業サービス

引用元:株式会社倉業サービス
会社名株式会社倉業サービス
所在地〒354-0041
埼玉県入間郡三芳町藤久保932-1
設立1973年2月15日
業務内容梱包検品在庫管理出荷返品簡易印刷流通加工
強み流通加工にも対応
保険会社、証券会社、投資信託会社との取引あり
WEB版物流管理システムを提供

株式会社倉業サービスは、埼玉県に本社を構える物流代行業者です。印刷物やサプリメント、雑貨品、通販グッズなどの取扱いが可能。

返品を含む入出荷業務のほか、小冊子やチラシの印刷、封入封滅セット、OPP袋詰めなどの加工処理にも対応できます。

物流管理システムを提供しているので、ネット環境があればその場で配送依頼が可能。リアルタイムで在庫を確認できるだけでなく、荷物の追跡も可能です。

株式会社倉業サービスの詳細はこちら

株式会社イー・ロジット

引用元:株式会社イー・ロジット
会社名株式会社イー・ロジット
所在地〒101-0021
東京都千代田区外神田3丁目11番11号
CIRCLES秋葉原6階および7階
設立2000年2月14日
業務内容検品梱包在庫管理出荷返品受注処理流通加工
強み1,700社を超える取引実績
受注処理やコンタクトセンターも対応
延床面積5万9,000坪のスペース

株式会社イー・ロジットは、東京都千代田区に本社を構えるEC物流代行業者です。東京都のほか、埼玉県千葉県、大阪府にフルフィルメントセンターを置いています。

自社独自のシステムを用い、在庫データや出荷データを正確に管理できるのが強み。改善提案が積極的に行われる現場で、EC事業の業績拡大に向けてサポートしてくれます。

コンタクトセンターにも対応しているので、顧客からの問い合わせに対応してくれるのが便利です。返品対応はもちろん、アウトバウンドコールにも対応しています。

株式会社イー・ロジットの詳細はこちら

まとめ:自社に合った返品処理代行業者を選定しよう

ユーザー都合や事業者都合など、さまざまな原因で発生する返品処理。返品処理は、迅速かつ正確に対応することが重要です。専門業者に返品処理の代行を依頼すると顧客満足度の向上につながるほか、コア業務に集中できます。

ぜひ本記事で紹介したおすすめ業者などを参考に、自社に合った業者を選定しましょう。